ヘルプデスクからWebエンジニアへ！転職で年収50万アップ

24歳の加藤大輝さんは、転職アプリPITを活用してヘルプデスクからWebエンジニアへと転職を果たし、年収を290万円から340万円にアップさせました。PITのサポートを受けながら、ヘルプデスクからWebエンジニアへの転職をどのように実現させたのか、加藤大輝さんの転職成功の秘訣をお届けします。

転職前はどのようなお仕事をされていましたか？

転職前は、ヘルプデスクの業務に従事しており、主に社内外のユーザーからのITに関する問い合わせ対応を行っていました。具体的には、パソコンや周辺機器、ソフトウェアのトラブルシューティング、システムの操作方法に関するサポートを提供し、日々発生する問題を迅速に解決することが求められていました。ITの専門的な知識が必要なため、システムやネットワークの基本的な知識を駆使して、問題解決にあたることが多かったです。

また、ヘルプデスク業務の中で特に重要だったのは、ユーザーに対して適切でわかりやすい説明を行い、ユーザー体験を向上させることでした。技術的な問題を解決するだけでなく、ユーザーがどのように操作しているか、何が問題を引き起こしているのかを丁寧にヒアリングし、再発防止策を提案することにも注力しました。日々の業務では、チーム内での情報共有や、必要なマニュアルの作成・更新も行い、社内での効率的なサポート体制の構築にも貢献しました。

さらに、社内システムの導入やアップデートがある際には、その準備作業や、ユーザー向けのトレーニングも担当し、新しいシステムをスムーズに導入できるようサポートしました。このような業務を通じて、ITインフラ全体の理解を深め、ユーザーサポートにおける重要な役割を果たしてきました。

ヘルプデスクでの経験を活かして、さらに技術的なスキルを深め、今後はインフラエンジニアやシステム管理の分野にも挑戦したいと考えています。

そんな中でどうしてWebエンジニアへの転職を考えるようになったのですか？

ヘルプデスクとして働く中で、最初はシステムのトラブルシューティングやユーザーサポートに携わることにやりがいを感じていましたが、次第に「一生ヘルプデスクの仕事を続けるのは嫌だ」という気持ちが強くなりました。確かに、問題を解決することは充実感がありましたが、仕事の内容が繰り返し同じようなトラブル対応に偏ってきて、次第に成長の限界を感じるようになったのです。

自分自身がもっと成長し、手に職をつけるためには、より深い技術的な知識を身につけ、実際にシステムを開発したり、構築したりする役割に挑戦したいと思うようになりました。ヘルプデスクの仕事では、主に他の人が作ったシステムを運用し、問題を解決する立場でしたが、私はもっと積極的に「ものづくり」に関わり、自分の技術で何かを生み出す仕事をしたいという思いが強くなりました。

そのため、手に職をつけるために、より専門的なスキルを持った職業に就きたいと考え、Webエンジニアへの転職を決意しました。Webエンジニアなら、プログラミングやシステム開発に関わり、具体的な成果物を作り上げることができるため、自分の成長を実感できると感じました。また、Web開発は需要が高く、今後も成長し続ける分野であるため、長期的に安定したキャリアを築けると考えました。自分の手で作り上げたシステムやアプリケーションが、実際にユーザーに使われて成果を上げることに大きな魅力を感じ、この転職を決意しました。

転職活動時に不安だったことはありますか？

ヘルプデスクからWebエンジニアへの転職活動を進める中で、最も不安だったのは、自分の技術的なスキルがWebエンジニアとして通用するかどうかという点でした。ヘルプデスクの業務では、主にユーザーサポートやシステムのトラブルシューティングを行っていましたが、Webエンジニアとして求められるのは、プログラミングやシステム開発、デザインなど、より深い技術的な知識やスキルです。自分がこれまで学んできたITの基礎やサポート業務の知識だけでは足りないのではないかと感じ、技術的なギャップに不安を覚えました。

さらに、Webエンジニアとしての実務経験がないため、実際にプロジェクトを進める中で、業務の流れに適応できるかという点も心配でした。ヘルプデスク業務では直接コードを書くことは少なく、主に問題解決やサポート業務が中心だったため、実際の開発環境にどれだけ迅速に適応できるのか、自分の学習速度が追いつくかについて不安を感じていました。

PITを利用して転職活動してみてどうでしたか？

IT系の資格を取得してから転職したいと考えていたので、PITが運営するITスクールを無料で利用できたのは非常に嬉しかったです。転職活動を始める前に、必要なスキルや知識を身につけることができる環境が整っていることは、転職活動を進める上での大きな安心材料でした。特に、これから目指していたWebエンジニアの仕事に必要なスキルを体系的に学べるという点が非常に魅力的でした。

私はWebエンジニアを目指していたため、「Python・DjangoによるWebアプリケーション開発」という講座を受講しました。この講座では、実際に手を動かしながら学べる内容が多く、アニメーションを使った動画でとても分かりやすく解説されていたので、初心者の私でもスムーズに理解することができました。特に、実践的な内容が豊富で、Webアプリケーション開発の流れを一通り体験できたことが非常に良かったです。講座を通じて、Pythonを使ったプログラミングに対する自信をつけることができ、その自信が転職活動にも良い影響を与えました。

この学びを通して、転職前にPythonを使える自信を持つことができ、転職後はそのスキルを即実務に活かすことができました。実際の業務でPythonを使用する場面でも、学んだことを即座に実践でき、スムーズに業務をこなすことができたため、転職後の仕事にも大きな自信を持って取り組むことができました。

PITのサポートは本当にありがたく、講座の内容だけでなく、転職活動の際にも相談に乗っていただいたり、エンジニアとしてのキャリアパスに関するアドバイスをもらうことができました。自分のスキルアップに大いに役立ち、転職活動の成功にもつながったと感じています。PITを利用して本当に良かったと実感しています。

今後の目標（キャリアパス）は何ですか？

今後の目標は、Webエンジニアとしてのスキルをさらに深め、将来的にはフルスタックエンジニアとして活躍できるようになることです。ヘルプデスクでの経験を活かし、ユーザー視点を大切にした開発を行いたいと考えています。具体的には、まずはフロントエンド技術（HTML、CSS、JavaScript）を使いこなし、ReactやVue.jsなどのフレームワークを学んで、インタラクティブでユーザーフレンドリーなウェブアプリケーションの開発を目指します。

その後、バックエンドの技術、特にPythonやDjangoを使ったAPIの設計やデータベースの運用にも習熟し、フルスタックの開発ができるようなスキルセットを構築したいと考えています。また、セキュリティやパフォーマンス、可用性に対する意識を高め、安定したシステム運用を意識した開発を行いたいと思っています。

さらに、チーム開発においては、GitやCI/CDなどのツールを使い、効率的な開発環境を整備し、コードの品質や保守性を向上させるための取り組みを積極的に行いたいです。将来的には、リーダーシップを発揮できる立場に立ち、プロジェクトの設計や進行を担当し、チーム全体の技術力向上にも貢献できるようになりたいと思っています。

最終的には、技術的なスキルだけでなく、プロジェクトマネジメントやチームビルディングなど、エンジニアとしての幅広い役割を担い、企業の成長を支える立場で活躍できるようになりたいです。このようなキャリアを築くために、常に新しい技術を学び、自己成長を続けていきたいと考えています。